停電で あらためて知る 大切さ

十勝、音更・帯広の工務店 猪子建設の猪子でございます。

今日で北海道胆振東部地震が発生してから、5日が経ちました。
震源地付近で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

ここ十勝でも次の地震の心配をしながら気を張られて生活を、されている方も多いのではないでしょうか?
私の住んでいる音更町のある地域でも2日間に渡り、電力の供給がストップしていました。
夜は真っ暗。
電話もつながらない。
あれも、これも、日常とは全く違う生活を送っていました。

そんな中での停電復旧。
普段はあまり感じることのできない、資源・エネルギーのありがたさを痛感した2日間でした。

■あれ?つかない...

プワーン!プワーン!プワーン!プワーン!「緊急地震速報です!強い揺れに警戒してください!」
(こんな感じでしたか、記憶が曖昧で...)
真夜中の3時過ぎ頃に携帯が騒ぎ出すと同時に、すでに部屋が揺れていた気がしたのですが寝ぼけた状態で横を見ると暗闇のなかで、妻が必死に娘を抱きかかえようとして私に、避難を促していました。
それを見て、私の中の脳内スイッチが一気に入り体が動きだしました。

私も必死の想いで一緒に寝ていたはずの息子を探すのですが、これが寝室が真っ暗で目が慣れていなかったために、普段から寝相の悪い息子の居場所がわかりませんでした。
この非常事態にいつも枕元に置いているはずの、携帯電話が見あたらなくこれはまずいと思い、咄嗟に壁の照明スイッチに手をやると照明の電気がつかなかったんです。

停電でした。

ヤラレタ!と思い。自力で見つける作戦に切り替えて、ウロウロと探しているうちに足元に「ぺチッ」と何かが、ぶつかり下を見るとようやく息子を発見。(ぐっすりと爆睡していました。)
急ぎ抱きかかえて、避難しようとしたときには、
揺れは小さくなり、納まりかけていました...

そんな感じで過ぎ去った今回の地震でしたが、家族や自分の命を守るのに
課題を突き付けられた、体験でした...
果たしてこれでよかったのか?...いや、あかんやろ!って感じですよね!
例えば、もし自分の住んでいる帯広地区が震源地付近だったとしたら、どうなっていたか...
震度4ぐらいじゃすまない地震が起きたら...と考えると、備えておくべき対策がいろいろと浮かんできました。

■完全な不意打ち!備えあれば憂いなし。

古くから、日本は、自然災害の脅威にさらされてきました。
特に地震や津波は、天災のなかでも不意打ちを得意とするタイプだと言われています。普段から状況判断をしながら暗闇の中でも、なるべく慌てずに行動できるようにすることが、大切なんだと思い知りました。
今回の体験で、経験したことを次に生かしたいなと思い。
私なりの反省点を書いてみました。
ご興味がありましたら、お読みください。

 

 ◇枕元に、灯りになるものを、常備しておく。

flashlight-3519697_960_720[1].jpg今回の失敗は、枕元に懐中電灯の灯りになる類のものが、何もなかったことでした。
これでは、素早く安全な場所に避難することができません。
結局地震発生時に携帯電話がどこにあったかというと、充電するためにリビングのコンセントに充電器と共に差しっぱなしでした。
普段は枕元に置いていた携帯電話でしたが、地震が発生する前日はたまたま、リビングに置きっぱなしで就寝してしまいました。
こういう時に限って災害が起きるなんて...

次回から、停電に備えて枕元に、光る何かをしのばせようと思います。

 

◇揺れがおさまるまでに、家の中で避難する場所を決めておく。

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玄関に避難するのが、良いそうです。
地震が起きた後のテレビ番組でも、池上彰さんがそのことについて解説されていました。
転倒物が少なく、入口が確保できる玄関が良いと言われていました。
(但し下駄箱・ガラスには注意が必要で、外には飛び出さないこと...)
我が家はどこだろうと考えてみるとやはり、玄関が一番しっくりときました。
理由は中で揺れがおさまるまで身の安全を確保できるし、避難時にすぐに外に出られるメリットがあるからです。
構造的にも、我が家の場合玄関の部分は平屋になっており、建物にかかる負担も少ない場所なので、より安全だと考えました。
もしもの巨大地震に備えて一番安全そうな場所を、探しておくのも身を守る上で重要なことですよね!

玄関ドアは開けておいた方、無難かと思います。特に数十年前の古い玄関ドアの場合、変形によりドアが開かなくなり外に出られなくなる事例が多く発生したみたいです。
今の玄関ドアには、最低限の脱出ルートを確保できるように「耐震枠」というものが採用されていて、玄関ドアと周りの枠の間に隙間が設けられています。
地震時の変形に対応するように、造られているメーカーのドアもあります。
安心して避難ができそうですね!

 

 ◇防災グッズを、買い揃えておく。

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地震が発生した翌日のホーマックやコンビニは、人がたくさん並んだそうで...
ポータブル式のカセットコンロやペットボトルが、すぐに売れて品切れになったりしていたようです。
その話を会社のスタッフから聞いて、
「準備大事やないかー!」(゜o゜)と思ったわけです。
いざ災害が起きた後に買い求めようとしても、品切れで手に入らなくなりそうなので...
ラジオや、懐中電灯、乾電池、携帯電話の充電池、ペットボトル、非常用食料、雨具、紙おむつ等...
被災して、万が一避難生活や救助を待つような状況に陥った場合には、何かと役にたったり便利だったりする物ってありますよね?
家族で最低限でも何が必要か話あったり、いろいろ情報収集してみる事が大切ですね!

今回我が家には見直してみると以外と、揃っていないものもあるなと防災カバンの中身を見て思ったりしたのでした...
それと防災カバンの置き場所も、もしもの時に誰でも取りやすい場所に決めておき、子供達にも教えておこうとも思いました。

我が家では、玄関脇のシューズクローゼットに、ぶら下げています。

 

◇ラジオで、こまめに情報収集。

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地震情報や、炊き出し情報、ライフラインの情報等、被災後の生活を大きく左右すると感じました。
ラジオからの情報は、話すことのプロが言葉で伝えてくれるので洗練されています。
何か作業をしながらでも、情報が明確に耳に入ってくるので、時間を無駄にしなくて済みます。
パーソナリティの声に安心感と親近感を覚えますし、時折かかってくる誰もが知っているようなアーティスト達の応援ソングが聞こえてくると、なんだか勇気づけられました。
帯広の某ラジオ放送局さんの、企画内容が良くて私自身は嬉しくなりました。

ラジオに使用する乾電池のサイズを予め、確かめておく必要があります。
今回の失敗は、使おうとしたラジオの乾電池が単一だと思い込んでいたら、実は単2でした(T_T)残念。(後程購入できました。)

■良くも悪くも、人は忘れる生き物。

私達人間は災害が起こった後は、高い危機意識が芽生えます。
でも年月や世代交代を重ねることによって、劣化をさけられません。
ですから、危機意識の風化がなるべく少なくなるよう、古くから記念碑などを建て、後世に伝えるようにしているんだと思います。
良くも悪くも人は忘れる生き物。
でも、こういった経験を次の世代になるべくでも、避けてもらえるようにバトンを渡していくことも、現代に生きる私達の役目の一つなのかもしれません。

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~余談ですが、今回の震災を受けて非日常な生活状態の中でも得る者は、ありました。
夜空の星が、いつもの、何倍もキレイに見えて思わず感動してしまいました。
こんな美しい星空を、次の世代にも引き継いでいけたら素敵だなーなんて、思ってみたり...
(地球環境大切だね~!)
普段自分が、どれだけ電気に頼って暮らしが成り立っていたのか、はっきりと解らされたりもして...節電の意識も芽生えたかなと...

もう一つは、家族や近しい人達との絆の再確認です。
真っ暗の中でも、ろうそくの灯りを囲みながら会話をしながら食事をしていると、何故だかお互いの頼もしさや、感謝の気持ちを普段より大きく感じられたりするから、不思議ですね。
余談おわり~

日常生活では忘れがちな、人と人とのつながりの大切さ、資源やエネルギーの大切さを感じることができ個人的には、今後生きていくうえでも、貴重な財産になったかなと...
支えてくれている、方々全員にありがとうです。

一日でも、早い復興を祈ります。

本日はここまで!最後までお読み下さってありがとうございました。